我が家には、バリ島から連れて来た日本でただ1頭だけしかいないであろう、キンタマーニ犬の和咲美(wasabi)とペットショップで買ったボーダーコリー小麦(komugi)の2頭が居ます。
キンタマーニ犬は、犬種の標準を定める国際畜犬連盟(本部・ベルギー)によって、認定されました。インドネシア原産の犬種が認定されるのは初めてで、正式な国際大会やドッグショーなどへの出場も可能となりました。
申請から認定までに30年以上掛かったそうです。
天然記念物に指定されている日本犬の種類は、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、柴犬、四国犬、北海道犬の6種類です。
目次
犬が与えてくれる幸せ
「犬っていいな」「犬と暮らせたら、幸せだろうな」そんな思いを抱いている方、もしくは、既に犬と一緒に暮らしていたり、昔、犬と過ごした忘れられない思い出がある方もいるかもしれません。
以前は感染症を恐れるあまり、妊娠中の母親や新生児からペットを遠ざけようとする習慣がありましたが、健康に育てた犬からの感染症のリスクはありません。
犬と子どもの関係によるメリットも、さまざまな研究で実証されています。犬とは言葉では話せません。そのため、子どもは、ペットとコミュニケーションをとるために「どうしたら犬に喜んでもらえるか」を自分なりに工夫して考えるようになり、その結果、非言語的洞察力が身につきます。
また、犬は、叱ったり批判したりしないので、子どもたちのよい相談相手になります。
ただし、5歳未満の子どもは犬と子どもだけにしないように注意が必要です。子どもの泣き声や突然の大声で犬を刺激すると、飛びついてします可能性があるからです。
赤ちゃんも、お父さんも、おばあちゃんも、犬は、規則正しい生活の守り役になって一生を通して心と健康を支えてくれる犬は、私たちの心と体の健康に、大きな力を発揮してくれます。それは、一生涯続きます。
キンタマーニ犬wasabiとの出会い
我が家の長女キンタマーニ犬和咲美(わさび)は、生まれて2〜3週間くらいだった頃、インドネシア人の友人からもらい受けました。まだ、小さく手のひらにやっと乗るくらいのサイズでした。

名前 | Wasabi わさび 和咲美 |
犬種 | キンタマーニ犬 |
性別 | メス |
生年月日 | 2013年5月16日 |
出生地 | インドネシア・バリ島 |
キンタマーニ犬和咲美について
仕事をしながら、wasabiを育てました。毎日、小さなトートバックにタオルをひき、その上に小さなwasabiを入れ、毎日職場に出勤しました哺乳瓶と牛乳持参で。
3時間置きに、人肌に温めた牛乳を哺乳瓶で飲ませました家に帰ってからも、夜中だろうが、朝方だろうが、wasabiが、お腹が空いて「クンクン」泣くと、起きて温めた牛乳を与え。
人間の子供と一緒ですWasabiが3ヶ月に入るまでは、この生活を繰返していました3ヶ月を過ぎた頃から、一緒に職場に行く回数を減らしていき、4ヶ月目に入る頃には、一人でお留守番が出来るようになりました。
家の中ではウンチもオシッコもしませんので経済的ですが、台風の日でも散歩に連れて行かなければならないのが大変です。
オシッコ1日3回、ウンチ1日1回という規則正しい排泄です。
うちのwasabiの性格
メス犬ですが、「一度もメス犬ですか?」と、言われたことがありません。
よく言えば、活発、悪く言えば、荒々しく、男勝り?売られた喧嘩は、小さな犬だろうが、大きな犬だかろうが、仔犬だろうが、老犬だろうが、向かって行きます。
私の見ている限りでは、負けて尻尾を巻いて帰ってきたことは、ありません。
警戒心がとても強い性格で、番犬としては最高の犬です。
キンタマーニ犬
バリ島には、「バリ犬」と「キンタマーニ犬」という犬種が存在し、Wasabiは、後者の日本で暮らす唯一のキンタマーニ犬です。
バリ州バンリ県キンタマニ郡のキンタマニ犬がこのほど、犬種の標準を定める国際畜犬連盟(本部・ベルギー)によって、認定された。インドネシア原産の犬種が認定されるのは初めて。正式な国際大会やドッグショーなどへの出場も可能となり、今後認知度や価格が上がることが予想される。
ジャカルタ新聞
正式な登録名は、インドネシア語で犬を意味するアンジンを頭に付けた「アンジン・キンタマニ―バリ」。
国際畜犬連盟公式ウェブサイトによると、同犬はキンタマニ郡スカワナ村を原産地とし、山、火山、森林に生息してきたとされる。
身体的な特徴は主に長方形の胴体、まっすぐと立つ耳、三日月形のしっぽなどで、毛の色は白、黒、まだら色など全4種、体重は雄15~18キロ、雌13~16キロで中型犬となっている。
性格は用心深く、知的、穏やか、忠実、訓練が容易という。
「何犬ですか?」と聞かれて、『キンタマーニ犬です。』と伝えると「ん?」と「ん?」と・・・と、2度聞き、3度聞きされます。
キンタマーニ犬は、毛足が少し長く、毛並みが綺麗な犬です。うちのwasabiは、毛色が黒なので、光に当たると、背中の毛が、光って、つやつやしてます。
逆に、バリ犬は、毛が短く剛毛で、芝犬の毛並みに似ています
ボーダーコリーkomugiとの出会い
我が家の長男小麦(こむぎ)は、ペットショップで一目惚れして、生まれて2ヶ月くらいだったクリスマスイブに購入して飼い始めました。
名前 | Komugi こむぎ 小麦 |
犬種 | ボーダーコリー |
性別 | オス |
生年月日 | 2017年11月1日 |
出生地 | 和歌山県 |
ボーダーコリー小麦について
目の色は「マール」時々耳にすると思います。
メラニンが突然変異を起こし、被毛の色に変化を及ぼす遺伝子の事ですが、うちの小麦は、ブルーマールと呼ばれるボーダーコリーです。
瞳の色は、右目が黒、左目が青なので、ハスキーに間違えられることもあります
毛色は、大理石のように灰色×黒×白の混じった色で、レアカラーとも呼ばれています。
マール系のカラーを持つボーダーコリーは、繁殖がとても難しいそうです。
オシッコやウンチはwasabiとは正反対で、家の中でしかしません。
水を飲んだらオシッコ、ご飯を食べたら直ぐウンチ、ある意味規則正しい排泄です。
うちのkomugiの性格
とにかく人が大好き。もちろん犬も好き。
向こうから近づいてくると、容赦なく飛ぶ掛かります。大好きだから、飛び掛かるだけ。
決して、噛んだりすることはありません。ただ、手加減ができないだけ・・・
ボーダーコリー
ボーダー・コリー容姿よりも作業能力を重視し、コリー等との交配を経て19世紀末頃に現在の形になりました。
ボーダー・コリーの優れた作業能力と疲れを知らないスタミナは、牧羊犬として右にでる犬はいないといわれるほどです。
ボーダーとは「国境」という意味で、イングランドとスコットランドの国境あたりが原産のため、この名前がついたといわれています。この国境地方は岩場が多く天候も悪いため、人が牧畜をまとめるのは難しい環境でした。
そんななか、その地方に住む人々を助けていたのが、ボーダー・コリーです。
そんな賢いボーダー・コリーですが、おバカさんなところと賢いところのギャップも魅力のひとつです。