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犬に与える食品

犬にこんにゃくを与えても大丈夫?賛成派と反対派がいるけど結局どっち?

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こんにゃく

100gあたり6kcalというカロリーの低さからダイエットに用いられることの多いこんにゃく。

犬の減量にも使えるのでは?と思うのですが、実は犬にこんにゃくを与えていいのかどうかはかなり意見が分かれるところ。私個人としては一応、反対派の考えでいます。

今回は犬にこんにゃくを与えるメリット、デメリットのほか、ダイエット効果があるのかどうかも解説していきます。


犬にこんにゃくを与えるメリット

こんにゃくは約96%が水分が出来ていて、残りの数%にカルシウムやカリウムが入っている構造になっています。正直言って栄養価はそれほど高くありません。

特徴的な栄養素として「グルコマンナン」という食物繊維があり、「こんにゃくは腹持ちがいい」とか「便秘が解消される」と言われるのはこのグルコマンナンのはたらきによるものです。

消化管を通過する過程で体内の毒素や老廃物をまとめて排出する作用があります。こんにゃく肯定派の人はこの快便やダイエット効果を期待して与える方が多いです。

注意ポイント

「カルシウム」が骨や歯の形成を担い、「カリウム」が体内の過剰な塩分を排出するはたらきもあります。

犬にこんにゃくを与えるデメリット・注意点

デメリットとしてはまず、犬はのどを通るものであれば何でも丸呑みするという習性があるため、特に大きいこんにゃくは喉に詰まらせやすく、「窒息する危険性があること」が挙げられます。

もしも与えるのであれば糸こんにゃくをさらに細かく(米粒ほど)に刻んで、丸吞みしても窒息の恐れがないサイズにしてあげる必要があります。

また、食物繊維を含む食材なので食べすぎると消化不良を起こして軟便や下痢になることが考えられます。

そして生のこんにゃくは「シュウ酸カルシウム」を含んでいるため、結石ができた経験のある子には食べさせないほうが無難です。ない場合でも、必ず茹でてアク抜きをしてあげる必要があります。


私の個人的な考え方

以上、今回は犬にこんにゃくを与えるメリットとデメリットをご紹介しました。最後にもう一度まとめておくと・・・

【メリット】

  • 腸内の老廃物を掃除し、便秘を改善する
  • 腹持ちがよくカロリーが低いのでダイエット効果がある

【デメリット】

  • 喉に詰まらせ窒息する可能性がある
  • シュウ酸カルシウムを含むため結石が出来る可能性がある
  • 消化不良を起こしやすい

なので、栄養成分的には中毒を起こしたり即害があるようなものは含まれていませんが、デメリットを考えると私は犬にこんにゃくを与えるのはおすすめできません。

それに、メリットである便秘の改善・ダイエットは他の食品(おすすめは海藻)で代用できますしね♪

もし与えるのであれば【しっかり茹でてアクを取った後、米粒大にしてフードに混ぜる】を守ってください。

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